イタウバ – マットグロッソ
超高耐久品
第二のウリンと言われており、油分を多く含むことにより割れやあばれが非常に少なく、加工、施工ともに容易な材です。
現地ブラジルでは、橋・枕木・電柱などの構造材として広く使用されております。
油性分が非常に多く含まれており、カンナをかけると油分が材の表面に染み出て非常になめらかな仕上りとなります。
天然木によく見られるささくれやとげなどが出にくい材のため、裸足でも安心です。
経年変化による割れが少なく、色落ちも殆ど見られません。
高耐久にもかかわらず、コストパフォーマンスも高く、人気のあるデッキ材の一つ。
3m以上の長ものは曲がりが出ることがあります。
| 樹種名 | イタウバ (ITAUBA) |
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| 学術名 | MEZILAURUS ITAUBA (MEISSN) TAUB |
| 科目 | クスノキ科の常緑広葉樹 |
| 原産地 | ブラジル北部の粘土質の土壌の高台にある森林に生息 |
| 材色 | オリーブ色、褐色、赤色に近く滑らかで光沢がある |
| 比重 | 0.70(g/cm3) |
| 曲げ強度 | 1144(kg/cm2) |
| 弾性係数 | 123 |
| 圧縮強度 | 858(kg/cm2) |
| せん断力 | 103 |
| 参考耐用年数 | 20年~ |
| 耐摩耗性 | 全く問題なし |
| メンテナンス | ほとんど無し |
| ※単位は、曲げ強度、圧縮強度、剪断力が(kg/cm3)、弾性係数(ヤング係数)が(10kg/cm2)です。 ※参考文献:「木材工業ハンドブック」林業試験場監修、「熱帯の有用樹種」農林省熱帯農業研究センター編修 |
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