3方をフェンスで囲んだデッキ

縦長の庭がアパートに隣接しており、庭の奥もお隣の建物が接しています。
庭は全て土間になっており、基礎石は必要ない状態です。
仕事柄来客が多く、デッキに人を通して接客したいから、オーニングはどうしてもつけたいという
ご要望でした。

隣地側の目隠しは必須で、既存の目隠しフェンスはデッキで床面が上がると役に立たないため、3方向に目隠しフェンスをデッキ上1500の高さで設置しました。
ペットもいるので、飛び出し防止に駐車場側に出られる扉を設けています。

室外機が4台あり、駐車場側の2台は室外機カバーをつけました。
デッキの真ん中あたりにある2台の位置はそのままにし、その部分だけデッキ床を張らず、あげ底型にしてベンチになるようにしています。

隙間ができないようにデッキの奥行きほどの長さのあるオーニングをつけることになりましたが、建物のサッシのシャッターボックスがあることと、バルコニーの下端の高さ関係から、オーニング用の取り付け下地をつけなければならず、柱をシャッターボックス厚さの300ほど手前に出して立て、オーニング用下地をつけました。
バルコニーのない、奥のサッシ上部に建物とオーニング本体との隙間が空いてしまうため、雨よけの屋根をつけています。

ここがポイント
室外機上の上げ床が、気軽に座れるベンチになっています。