アプローチの一部となるウッドデッキ。

道路面より1m程上がった敷地のS様邸。
建物のある地盤が高いため、昼間はまだ通行者からの視線が気になるほどではなかったようですが、リビングも玄関も向かいのお宅からはそのまま見えてしまうオープンなお庭。
階段を上がって玄関までのアプローチには平板が飛び石のように置かれていますが、他は土のままで、雑草の種が根付いてしまうのも時間の問題のようでした。

御要望は、カーポート、ウッドデッキ、駐輪場を兼ねたアプローチ屋根、アプローチ部分に舗装をとのことでした。

アプローチ部分は既存樹を1本残し、その周りを花壇レンガにし、土があった場所にはインターロッキングを敷いています。
インターのパターンはS様が自らプランニングしてくださり、印象的なパターンとなりました。

今回はカーポートは見送りとなりましたが、プランの段階でパーゴラとアプローチ屋根を大変気に入ってくださいました。
ウッドデッキ上部はパーゴラにし、駐輪場屋根の幕板と一体に見える高さにしたため、道路側から見てもすっきりとした印象です。
パーゴラの影になり、2階のベランダに干した洗濯物が見えにくくもなりました。
パーゴラにはブランコが取り付けられ、お子様の遊び場にもなっています。

ウッドデッキにデッキライト、花壇には樹木を照らすスポットライト、アプローチ部分を照らす位置にブラケットライトを取り付けたので、夜の帰宅時にも安心して歩ける素敵なお庭になりました。

※後日オーニングも取り付けてくださいました。その様子はこちら