天然木から人工木へ

既存の天然木のウッドデッキの傷みが酷いためやりかいたいとの御要望でした。
弊社としては、耐久性のあるデッキに適した天然木をお勧めしたいのですが、既存のデッキが屋外使用にはあまり向かない材で、もう天然木はこりごりという事でしたので、人工木でのやり替えとなりました。
デッキの高さは掃き出し窓の水切りしたと、前回のものと同じにし、現状で駐輪スペースになっている屋根下の部分までデッキを延長する計画としました。
既存ではデッキから玄関側まで行くのには、デッキ階段を一旦下り、駐輪場の土間を通ってまた玄関横の階段を上らなければなりませんでしたが、デッキを屋根下まで延長することで、高低差も少なくなり、元々あった階段上にゆるやかなスロープにしたので、自転車の出し入れが以前よりスムーズになりました。
道路側にあるラティスフェンスと、扉、駐輪スペースの屋根はそのまま利用し、扉フェンス側についていたものを取り外し、建物側に立てた新たな柱に取り付けたので、デッドスペースがなくなりました。
利用できるものは利用し、予算を抑えつつ、より使い勝手のいいデッキになったのではと思います。