既存を利用しながら機能性アップ

まだ新しいお宅ですが、おそらく入居時から設置されていた門袖、照明、植栽、アプローチの飛び石、駐車スペースの土間など、一応は最低限のものは揃っている印象で、お客様も気に入っておられるようでした。

まだ小さいお子様の安全のため、駐車スペースとアプローチの境にフェンスと門扉を。
庭にはウッドデッキとフェンスを取り付けたい、予算次第でカーポートも欲しいという御要望でした。

既存の外構がおしゃれなものでしたので、そのまま利用する形で建物などに合う鋳物風門扉を取付け、お子様の道路への飛び出しの心配がなくなり、防犯上も安心できるものとなりました。

K様のお宅はリビングからの庭がバス通りに面しており、隣地境界の前がバス停という立地です。
常に通行人や、バス停からの視線が気になる場所でしたが、デッキと合わせて目隠しフェンスも付け、デッキ部分のフェンスは高くし、道路側からの視線も気にならなくなりました。
またこのデッキの駐車場側にはフェンスとウッド門扉にしているので、お子様を安心して遊ばせることができます。

K様のご両親が是非にと強くご希望されていたカーポートはアルミ既成品と比較検討しました。
アルミ既成品でも屋根の切り欠きなど、変形敷地に対応できる商品はありますが、柱位置まで変えられないので、使えない無駄なスペースがどうしてもできてしまいます。
その点、天然木の場合は敷地やブロックなどの際まで柱を立てられるので、変形敷地でこそ、ウッドのカーポートは良さが際立ちます。
K様宅の駐車スペースも台形をより変形させた形状のため、ウッドにしてより有効スペースを広く取ることができました。
またデッキやフェンスとも同じ素材のため、一体感のある外観となっており、K様にも大変満足していただいております。

ウッドカラー/アンティークブラウン