柱位置が制約される場所のサイクルポート

ロッジ風の雰囲気のある建物で、既存の物置やフェンス、門柱などもウッドで設えられています。
アプローチ部分はR型に土間コンクリートが打ってあり、枕木なども施され、全体的にナチュラル感のある外構です。
自転車が雨ざらしになってしまっているので、ウッドサイクルポートを作って欲しいと依頼をいただきました。

既存の土間アプローチを残しつつ、サイクルポートを作るため出幅方向の柱間は広げられず、土間の際に柱を立てました。
自転車が濡れない程度に庇を張り出し、隣地境界方向に雨が落ちるようにしています。
アプローチ入り口側と隣地側に目隠しになるよう横桟フェンスをつけています。

建物など、もともとあるウッドの部分と、新たに作ったウッドサイクポートがあることで、アプローチも含めてより一体感のある外観となりました。

ここがポイント
柱位置より庇を突き出しているため、梁と柱をつなぐ箇所に三角形になるよう方杖を入れて補強しています。