違うアプローチでの壊れた門塀の作り替え

建物も外構もモダンな印象のお宅で、お子様がボール遊びでボールをぶつけてしまい、塀が壊れたのでと修理のご依頼をいただきました。
塀を調べたところ、既存の壊れたものは厚みの薄いプラ製のもので、部材を取り寄せて壊れた部分のみを付け替えたとしても、また何かがぶつかれば簡単に壊れてしまうと説明をしたところ、ウッド製の塀に作り替えることを決断されました。
素材が全く違うため、ウッドにするとなると、既存のフェンスを全て撤去し、やりかえとなります。
既存と同じ長さをウッドにするとなると予算的にかなりの金額になってしまうため、フェンスがないと防犯的にも心配な庭に接する場所のみにし、ポストや表札があった玄関アプローチ前は新規で門袖をつけることにしました。
庭からも出入りができるように鍵付きの扉を設けています。
ポストと表札は既存のものを使用されるとのことでしたので、つける位置を想定して、ステンドグラス入りの風窓をつけた門袖としています。
建物や駐車場側の白い仕切り壁に合わせて、門袖と塀の色も白にして、モダンな建物の印象に合う仕上としています。

ここがポイント
ステンドグラス風窓を設け、あっさりしすぎない印象にしています。