庭全体のやりかえで個室感のある庭に

きっかけは駐車スペースを1台分増やしたいので、既存のウッドデッキを作り直したいというご要望でした。

2台を縦列駐車させるには、既存のデッキの奥行きを小さくする必要があり、デッキの足元に立ち上がっていた土留めの化粧ブロックは撤去し、土間で補修しました。
ウッドデッキの形状は、一部奥行きを狭くしたものの、大きくは変えていませんが、フェンスをラティス型から横桟型に変えました。

2台のオーニングは新規で付け替えることにし、壁面の奥行きが変わることと、駐車場に近い方は室外機の配管や、すぐ横にある庇と干渉してしまい、オーニングでは間口をかなり小さくしなければとりつけられないため、可動式から固定型に変え、固定テントの補強としてデッキフェンスから柱を立ち上げ、梁上に乗せ固定しています。

敷地角にあった物置は古いため撤去し、代わりにカントリー調の既製品物置を設置しました。

手入れの行き届かなかった庭奥の花壇を植木も撤去し、物置横から目隠しフェンスを兼ねたベンチコーナーにしたので、駐車場側から見て隣地が視界に入らなくなり、プライベート感ができました。
ベンチの足元や物置前は花壇の土留めピンコロがありましたが、つまづかないように撤去して段差をなくしました。

ここがポイント
目隠しフェンスを兼ねたベンチを隣地境界側に設置することで、隣地が視界に入らなくなり、個室感ある庭になりました。