既存フェンスのやり変え

既存のフェンスに国産材を使われており、1〜2年でカビてしまい、斜めに傾いていました。
柱の固定も、金物でブロック上に挟み込みされている簡易な取り付け方法がされていました。

通常の弊社の工事のやり方で、ブロック天端から穴をあけ、柱材の先端を細く削ったものを差し込んで、モルタルで固定しています。
埋め込んでいるため、ちょっとの衝撃ではぐらつくことはありません。

水分量の多い国産材と違って、南米材のイタウバは油分が多く水が染み込みにくいため、屋外の使用でもかなり長持ちします。
そのままでも耐久性は充分ありますが、弊社では油性塗料を塗ることで木の呼吸を阻害することなく、木の素材感を引き出した仕上としています。

新しいフェンスは既存よりも高く、隙間を密にしており、道路からの視線も気にならないようになっています。
出入り口部分には、門扉をつけました。

ここがポイント
門扉もフェンスと同じ高さまでにし、角地のため人の目に入りやすかった庭も道路からは見えなくなりました。