屋内の展示ブース
数年前にグランドフェアという展示会に出店した時のブースです。
弊社のウッド、外構の施工力をPRするためのブースとして、実物展示にこだわりました。
2700×2700のブースサイズを有効に使うため、外構仕上の舗装材などは床に敷き詰めています。
広い展示会場の中でも目を引くように、ウッドデッキの材料でできるだけ立体的に立ち上げ、上部にはパーゴラを、側面は2方向をウッドフェンス、角地の2方向を入り口にしています。
パーゴラやフェンスの柱を通常の施工のように土中に埋め込むことができないので、安定させるために4方を囲む枠型を基礎の代わりとなるように90角の柱材で作り、その柱の90をブース内の床レベルとし、柱材と石やインターなどの厚さを解消するためのスロープを、入り口2方向に設けることとし、スロープ分を差し引いたサイズで立体的な造形物を作る計画としました。
入り口上部に弊社のサインを取り付け、遠くからでも視認できるようにしました。
ブース内には2面あるウッドフェンスの面に施工例パネルを展示しました。
展示会場という場所や設置時間に制限のある関係から、設置だけで済むものはできるだけ小分けにして製作してから持ち込めるようにしており、床の舗装材は4種類の設置するだけの完成パネルにし、門袖などもあらかじめ作っておき、会場で設置や固定するだけにしています。
パーゴラやフェンスなどの部材もサイズ通り刻んでおき、現場で組み立てるのみにしています。
スロープの両サイドには花壇スペースを作り、生花のポットを並べて、より本物の外のイメージとなるようにしました。
- ここがポイント
- 石材などを床に展示するにあたり段差ができるため、入り口にスロープを設けて段差をなくしています。