以前からお付き合いのあるお花屋さんで、店頭についていたオーニングが古くなっているのでどうにかしたいというご相談をいただきました。 傷んだ生地だけ張り替えるか、本体も交換するか、といった選択肢もありましたが、オーニングはやめて新たにテラス屋根を付けることにしました。 建物の斜め前には木製のテラス屋根があり、この既存のテラスに合わせたデザインになるように、屋根勾配を揃え、方杖などをつけています。 建物間口に合わせ、出幅は道路境界側までとしたので、道路前に並べた商品が全て屋根下に並べられるようになり、雨の日でもお客様も濡れることもなくゆっくり花を見て回れるようになってので、大変喜ばれています。 ウッドカラー/アンティークブラウン 商品に合う素材感でお店の顔に
既存の木製花台ワゴンはそのまま使用するので、テラスの柱間隔はワゴンが入るようにしています。
既存のテラス屋根はポリカーボネートの平板を重ね合わせたものを使用していましたが、経年劣化でつなぎ目から雨漏りがあるので、今回の新規テラス屋根には、大平面の強度的にも雨漏りにも安心なポリカーボネートの折半屋根を使用しました。
建物側の屋根は、入り口の庇下に本体の屋根骨組みを入れ、建物側から道路側に向かって屋根勾配が下がるようにしているので、建物とテラス屋根の隙間から雨漏りの心配もありません。