高さのあるフェンスで道路からの視線をシャットアウト

駐車スペースのある場所の腰高窓のある場所に、ウッドデッキをつけたいというご要望でした。
デッキへの出入りには室内から腰高窓で出入りするため、外付け階段などは必要ないとのことでした。

車は軽自動車で車高は低くはないですが、車の先端のみ入ればいいとのことで、腰高窓の下端をデッキ高さとし、3方を目隠しフェンスにしています。
2階の張り出し部分ギリギリまで目隠しフェンスにしているので、道路側からは完全に室内が見えないようになりました。

車庫部分の有効高さをできるだけ確保するため、車入れ部分の幕板は取り付けていません。
通常、高さ105ミリの大引きと、高さ60ミリの根太をだいたい50cm間隔で入れた上に、厚さ20ミリの床材としていますが、今回は建物側と道路側に90角の梁を流し、70角の根太を≒30cm間隔で密入れ、通常より95ミリ有効を余分に確保しています。

ここがポイント
デッキ下の有効高さを確保するため、通常使用する大引入れず、代わりに根太を70の角材を使用し、間隔も密にしています。