既存バルコニーへの増設
都心の住宅が密集している地域で、建物に元々付いているバルコニーは奥行きが50cm程度しかなく、室外機、植木鉢は置いてますが、物干し場として使うのがせいぜいとのことで、大きいバルコニーを作りたいというご要望でした。
せっかく南面の庭があるものの、半分以上が駐車場となっているため、アウトドアを楽しむスペースがありませんでした。
地上から階段などをつけるスペースがないため、バルコニーへの出入りのためには既存のバルコニーからしかなく、お施主様から別の施工業者さんに依頼いただき、既存のバルコニーの壁一部を開口していただくということから工事がスタートしました。
バルコニー下には車の後部が入るため、柱位置もあまり出過ぎない場所を検討し、高さは既存バルコニーに床高を合わせて施工しました。
飼い犬をバルコニーに出すとのことでしたので、横桟フェンスの隙間は犬が飛び出さない程度で間隔をとっています。
デッキ床面には木材の伸縮を見越して隙間があるため、雨が下に落ちないようにデッキ下にポリカナミイタと、雨樋をつけています。
在宅時間も増えたので、ご家族でペランピングを楽しまれることと思います。
- ここがポイント
- 雨が下に落ちないようにデッキ下に波板、雨樋をつけています。